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相次ぐ新薬の発売を背景に強気の計画立てるファイザー製薬

 

 海外では売り上げの七〇%をヘルスケア部門が占めているが、日本では逆に八〇%強を医薬品部門が占めている。

 

 八九年に発売した全身性抗真菌剤「ジフルカン」は年商二〇〇億円を突破し、トップシェア商品となった。「ジフルカン」はガン、エイズ患者向けの需要が強く、競合品も少ないことから大型化、ロングセラー化か期待されている。

 

 「ジフルカン」に続くのがセフェム系抗生物質「スルペラゾン」と抗生物質「ユナシン」。競争の激しい抗生物質市場で健闘している。

 

 九三年には、住友製薬と共同開発したカルシウム拮抗剤「アムロジン」が発売され、大型化が期待されている。

 

 抗リウマチ薬、慢性腎不全用薬など開発中の新薬も充実している。九三年以降、新薬の発売が相次ぐことを背景に、九五年の医薬品売上高一〇〇〇億円、シェアニ%獲得という強気の計画をたてている。

 

 販売面の強化にも力を入れており、MR数は約一〇〇〇人と、外資の中では最大規模に達している。

 

 現在、愛知県に名古屋中央研究所と新薬開発センターの二つの研究開発施設を設置しているが、約二〇〇億円を投じて愛知県三好町に新中央研究所を設立中。九六年完成の予定で、完成後には新薬開発センターの一部を残して新研究所に移転する。また、研究スタッフも現在の二〇〇人から四〇〇人に拡充し、米欧との新薬の同時開発を目指す。

 

 研究開発体制が強化されることで、今後ますます開発力に厚みが増しそうだ。