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経常利益では外資中ナンバーワンのバイエル薬品

 

 

 医薬品の売上高は、萬有製薬を除く外資系企業の中では、八八年度以降トップの座を維持している。経常利益では、萬有を抑えて外資ナンバーワン。

 

 外資卜ップ企業への原動力となったのが、カルシウム拮抗剤「アダラート」。七六年に発売された超ロングセラー製品で、八〇年代後半にかけて急成長し、九一年には売上高が七〇〇億円を突破。九一~九二年の単品売上高ランキングでは、「メバロチン」に次いで第二位だった。

 

 カルシウム拮抗剤も激戦市場の一つで、「アダラート」の売り上げも九一年をピークに伸び悩んでいるが、それでも山之内製薬の「ペルジピン」など競合品を抑えてトップシェアを維持している。

 

 「アデラード」に次ぐ売り上げの合成抗菌剤「シプロキサン」も、八九年の年商二三八億円をピークにマイナス成長となっており、現在の地位を維持するには新たな大型新薬の投入が不可欠だろう。その候補の一つが、九三年コ一月に発売された経口糖尿病薬「グルコバイ」だ。また、血友病患者向けの血液凝固第Ⅷ因子製剤「コージネート」の大型化も期待されている。

 

 さらに、武田と共同開発中の高脂血症治療薬(HMGlCOA還元酵素阻害剤)、喘息治療薬がそれぞれフェーズⅡにあり、製品化されれば収益拡大に寄与しよう。

 

 現在、九七年に市場シェア2.5%、二〇〇一年に三・〇%を目標とする中期計画を推進中。支店網の拡充、二〇〇億円を投じて関西学術文化研究都市に医薬品研究所を建設し、シェアアップのための体制は着々と整いつつある。